社長メッセージ エプソン販売の
未来
代表取締役社長 栗林 治夫

エプソンジャパンの新しい歴史を
皆さんと一緒につくっていきたい。

※2026年10月「エプソン販売株式会社」から
「エプソンジャパン株式会社」に社名変更いたします。

INDEX

#1すべてはお客様のために

  • 「販売」の、その先へ

#2課題解決から始まる顧客価値創造

  • Case Study:教育現場を、もっと笑顔に
  • Case Study:医療現場を支える
  • Case Study:ファッション業界をサステナブルに
  • Case Study:食品製造現場で人とロボットが協業

#3仲間を応援し、自分事にして考える

  • 挑戦を応援する社風
  • 誠実に人と向き合える社風

#4ともに未来をつくる仲間へ

  • 変化を捉えるアンテナを高く
  • エプソンジャパンで働く醍醐味

#1すべてはお客様のために

「販売」の、その先へ

設立以来、私たちはエプソンの商品を通じて、日本のお客様へ価値を届けてきました。しかし今、お客様が向き合う課題は、人手不足やDX、環境問題など、ますます複雑になっています。これから求められているのは、商品そのものだけではなく、お客様の成功です。そこで私たちは、商品を届けるだけでなく、お客様に寄り添い、ともに考え、現場の困りごとを、新しい価値へつなげていきたいと考えています。
その決意を込めて、2026年10月から「エプソン販売」は「エプソンジャパン」へ。日本のお客様に最も近い存在として、新しい価値を社会に広げていく。そして、ENGINEERED FUTURE 2035の実現に向けて、日本の現場から未来をつくっていきます。

#2課題解決から始まる顧客価値創造

これからの時代、「お客様の課題を解決すること」と「環境保全に貢献すること」は、切り離せません。豊かな自然に恵まれた信州・諏訪湖のほとりで創業したセイコーエプソングループの中で、お客様に一番近い存在である私たちは、現場で生まれる1つひとつのお困りごとに向き合い、お客様の笑顔と持続可能な社会づくりにつなげています。

Case Study
教育現場を、もっと笑顔に

教育現場では、カラー印刷がモノクロ印刷に比べて子供たちの学習効果が高いといわれています。一方で先生方は日々多くの業務を抱え、印刷環境の整備も大きな課題の1つでした。そこで私たちは、子供たちの学びの質を向上させ、教育現場の負担を少しでも軽くしたいという社員の思いから、「アカデミックプラン」を開発しました。専任チームが約3年をかけて全国の教育委員会を訪ね、現場の声を集めながら形にしたものです。
ある学校にお試しで導入していただいた際に先生方より「印刷の行列に並ぶ時間が減り、子供たちと向き合う時間が増えました」と感謝の色紙をいただき、プリンターが単なる商品ではなく、教育現場を支える"仲間"になれる、ということを実感しました。

Case Study
医療現場を支える

医療現場では、設備を24時間稼働させる必要があり、処方箋や検査結果など、多くの情報が紙として出力されます。そのため、プリンターにも高い省電力性が求められます。当社のインクジェットプリンターは、レーザープリンターと比べて大幅な消費電力の削減を実現。病院経営の効率化に加え、CO₂排出量の削減を通じて医療現場の持続的な運営にも貢献しています。
能登半島地震では、ポータブル電源で稼働するインクジェット複合機を被災地へ貸し出し、事業継続計画(BCP)を支援しました。罹災証明書の発行や避難所でのお知らせなど、非常時に「紙」が果たす役割を改めて実感しました。省電力という価値は、環境保全と人々の暮らしを支えることを両立できる技術なのです。

Case Study
ファッション業界をサステナブルに

ファッション業界は、世界的にも環境に与える影響が非常に大きい産業とされています。製造時の大量の水使用や大量生産・大量廃棄などは大きな環境の負荷になっています。その一方で多様性への対応も求められる――。この相反する状況は、業界全体にとって大きな悩みの種です。
デジタル捺染(なっせん)機「Monna Lisa」は必要な部分に必要な量だけインクをのせることで、水資源の使用量や廃液の削減に貢献しています。小ロット生産が可能で、多様なデザインを無駄なく形にし、クリエイターの多彩な表現を支えるだけでなく、人手不足や事業承継といった課題の解決にもつながっています。今日のネクタイも「Monna Lisa」でプリントした生地で仕立てました。

Case Study
食品製造現場で人とロボットが協業

食品製造の現場は年々、衛生管理が厳しくなり、それが労働環境の過酷さへとつながっています。食材は硬さや形状などが異なります。盛り付けでは、見栄えの良さも求められます。そのため「人の目」「人の手」でないと扱えない繊細な作業が多く、自動化の進まない分野です。
セイコーエプソングループには、非常に精密な作業を担うロボット制御技術があります。これを応用し、他社との共創によって「お総菜盛り付けロボット」を実用化しました。時計製造で培った「省・小・精」の技術は、食品業界でも新しい価値を生み出しています。

#3仲間を応援し、自分事にして考える

挑戦を応援する社風

エプソンジャパンには挑戦する仲間を応援する社風があります。2025年から「Bright Up!」というビジネスアイデアコンテストを始めました。新規事業を担当する部内から「担当している私たちだけでなく、全社員に参加してもらっては?」という声が上がり、スタートしたものです。初年度は260チーム、340名が参加し、お客様起点で考えられたユニークなアイデアが数多く集まりました。役員一同、その発想力の豊かさに感心しました。
新しい価値は、会社がつくるものではなく、挑戦する社員1人ひとりから生まれるものです。だからこそ、これからも社員の「やってみたい」という思いを、会社として後押ししていきます。

誠実に人と向き合える社風

どの部署であっても、変えずに大切にしていきたいことがあります。1つは、「お客様のことを、心から考える」というマインド。もう1つは、「ともに考える」という姿勢です。何かに悩んだときや、アイデアがまとまらないとき、周囲に相談すれば、自然と手を差し伸べてくれる仲間がいます。当社には、良い意味で「おせっかい」な人がたくさんいます。仲間の悩みや挑戦を自分事として受け止めるからこそ、支え合いながら新しい挑戦に向き合うことができます。また、「ライフイベントを大切にしたい」「社会貢献にも取り組みたい」といった社員の声に応える制度づくりにも力を入れています。人を思いやり、人を応援する文化。それも当社の大切な価値です。

#4ともに未来をつくる仲間へ

変化を捉えるアンテナを高く

私は当社に「失敗」という言葉は存在しないと思います。商品が売れなかったとしても、それは終わりではありません。「どう提案すれば、お客様の役に立てるのか」「何と組み合わせれば新しい価値になるのか」を考える出発点です。変化のスピードが速い時代だからこそ、大切なのはアンテナを高く保つことです。「何かが変わったかもしれない」「新しいお困りごとが生まれているかもしれない」、そう感じる力が次の提案や挑戦につながっていきます。AIやDXの進展により、社会全体の電力需要は今後さらに高まっていきます。だからこそ、私たちが創業以来磨いてきた「省・小・精」の思想は、環境保全と社会の発展を両立する価値として、これからますます重要になっていくはずです。入社後の経験を通じて一緒に成長しましょう。

エプソンジャパンで働く醍醐味

私は、新人の頃に出会ったお客様のことを、30年以上経った今も忘れることができません。地方の家電量販店で販売研修をしていた時、耳の不自由なお客様がいらっしゃいました。経験の浅い私にできたのは、筆談で懸命にお話をうかがうことだけ。でも翌日、そのお客様がご家族と一緒に「お礼を言いたい」と私を訪ねてきてくださったのです。その時、お客様が本当に求めていたのは、商品を売ってくれる人ではなく、自分の話に耳を傾けて理解しようと、寄り添ってくれる人だったのだと気づきました。これが、私にとっての「お客様のために」の原点です。
お客様の真のニーズを見つけ出し、困りごとを解決する。その積み重ねがお客様の笑顔を生み、社会を明るく照らす――。そんな瞬間に立ち会えるのも、当社で働く醍醐味です。

エプソンジャパンの新しい歴史を一緒につくっていきましょう。