対談 営業（先輩×後輩） 多様な関わりと主体的な行動を通じて成長

私たちの部署はシステムの一部としてエプソンの特定印刷機器を組み込んで利用していただくことが多く、システム環境の変化などで、時には予期せぬトラブルが起こることもあります。営業、技術サポートと連携して対応することで、無事正常に稼働できたとき「エプソンのフォロー体制はとても安心できます」と言われると、やはりやりがいを感じます。

私は受注するまで苦労した商談であればあるほど、やりがいも大きいです。お客様の要望によっては社内で色々な部署との調整が必要になりますが、その調整を経て受注に繋がった時は喜びも倍増します。

あとは、仕事の成果を街で見かける時ですかね。とある飲食店でご飯をしてお会計をした時、エプソンのプリンターがレジ回りに置いてあったり、プロジェクターが設置されていたり。週末に買い物に行くと、家族に対して誇れることもあります(笑)

意識してみるとエプソン製品を目にする機会が結構ありますよね。中でも、自分が仕事で関わったエンドユーザーである小売店を見かけた時は、すごく嬉しいです。

営業なので、チームで掲げた目標に対して、全員で到達できた時の達成感も大きいです。

お願いしたことはまずちゃんと納期通りにやってくる責任意識の高さです。新入社員には見えない、しっかりしているという印象がありました。自分の考えをきちんと伝えられる性格なので、「私はこうしたいと思っています」という意志をもって話してくれます。

お客様のためを思ってやるべきことは、自分の考えをまずはきちんと周りに伝えるようにしています。新入社員は先輩に同行する機会が多く、色んな先輩とコミュニケーションをとっていく中で言いやすい環境を作ってもらえていたのは大きいです。

でも意外な一面もあって。配属当初から、プレゼンとか発表はかなり上手だったんですね。あとから意外と裏で時間をかけて準備している努力家なところにも気づきました。なので、準備が足りないときは、おどおどしていますね。

おっしゃる通りです（笑）
私のOJTリーダーを担当してくださった今園さんは社内外問わず信頼が厚く、「OJTリーダーが今園さんで羨ましい！」と、いろんな人に言われました。

いやいや。私はお互いに気持ちよく仕事がしたいので、自分のことだけではなく、相手の立場に立つことを常に意識するようにしています。それは対お客様も対社内にも同じです。

今園さんは社内でも同行時の商談の際も、相手のことを尊重しながら丁寧に対応されている印象です。後輩の私にも非常に暖かく接してくださるので、最初からとても話しやすい先輩でした。

日報を毎日やりとりするという会社の決まりはないのですが、お互い営業のため会社で対面する機会が少なく、毎日日報のやりとりをしていました。今日やったことの中でも、印象に残ったこと、勉強になったことをメールベースで提出してもらっていました。

自身の業務が忙しいなか、毎日日報にコメントをくれていました。「こうした方がいいと思うよ」「プラスでこういうことも勉強しておくといいよ」など、本当に参考になりました。

日を追うごとに、だんだんビジネスメールらしくなってきました。最初は何が書いてあるのか分からなかったくらいだったので（笑）。メールで伝えられないところは、週1でミーティングを設けたりしながら、顔を合わせるようにしていました。

あとは、上期・下期の区切りのタイミングで、毎回励ましのご連絡をいただいていたのも嬉しかったです。正直つらいことも沢山ありましたが、相談をさせてもらっていたので、「よく頑張ったね。これからもその調子で」と励ましていただきました。身近な先輩からのエールは、「より一層頑張ろう」と私のモチベーションに繋がりました。

コミュニケーションの部分ですかね。プリンターを導入いただいた店舗で代理店との懇親会を企画していましたが、その懇親会の時に代理店やお店の方とのやりとりを見ていても、すごく仲が良くて、コミュニケーションがよく取れているな、と思いました。営業なので、そこがやっぱり大事になるので。

懇親会の企画は、導入にあたってお世話になった方へお声がけし、実際にプリンターがお店に入っているのを、自分の目で見ておきたかったのも理由のひとつです。

自分の目で確かめるという意味では、営業で担当を持つタイミングでネットの情報や参考書では分からないところは、実際に自ら店舗に足を運んで調査を行っていました。90店舗くらい？

はい。業務時間だけではなく、休みの日にも出かけるついでにさまざまな店舗にも足を運んでいました。

そうやって現場に行く回数を重ねながら、お客様の困っているところを理解できるようになっていったと思います。あとは先程も触れましたが、お客様のためになることは社内にもきちんと交渉して、実現に至っていたので、新入社員でありながら大口契約を2件受注してきました。社内表彰もいただいたので、都内の有名店で美味しいお肉をご馳走になりました。

とんでもないです。自分で取ったというよりも、周りの協力やサポートがあっての受注であり、自分ひとりで受注したとは思っていません。むしろ新人なので、やること一つひとつが新しいことだらけで、どこに聞けばいいか？どういう風に仕事を進めていけばいいか？悩んでいる時期も多かったです。仕事は進まないのにやることだけが溜まっていく状況に、焦りも大きかったです。

新入社員は私たちのように経験がないので、やり方が分からない分、どうしても時間がかかります。だからといって、最初から答えを教えるというよりは、やるべきことに優先順位をつけるようアドバイスし、一つひとつ抜け漏れがないようにしていきました。

今園さんは、自分が実際にどんな仕事をするのか、何のためにやる必要があるのかを理解できるようお話ししていただく時間も設けてくれたので、「エプソン販売はこういう会社で」「部や課としてこういうことをやらないといけなくて」「こういう仕事をやっていくと、こういう方向性に向かっていく」って、いうのも丁寧に教えてくれました。そのおかげで、今やらないといけないことや優先順位も見えるように成長し、闇雲に目の前の業務をやるのではなく、何のためにそれをやっているのかを念頭に置きながら、自分の仕事ができるようになりました。

今後は部署の中でも有望なエース候補としてどんどん頑張ってもらいたいですね。

プレッシャーです（笑）でも、営業はコミュニケーションの取り方が本当に大切だと認識しているので、メールにしても、電話にしても、自分が意図した内容が上手に伝えられるよう、より一層のスキルアップを図りたいと思っています。

街を歩けば、至るところにエプソンがある社会を創りたいです。今私たちのチームのメイン商材は主にレシートプリンターになりますが、今後はエプソンが店舗運営にとって欠かせない存在として、レジ回りだけでなく、さまざまな機会でお役立ちできるビジネスパートナーになっていけたらと思います。例えば店舗のバックヤードであれば、消耗品コストを抑える為、現在の機器よりも低コストで印刷することが可能なインクジェットプリンターへの置き換えを提案したり、店内の空間演出をするプロジェクターを紹介したり、店舗全体の魅力度アップが提案できる関係を一層強化していきたいです。

今園さんが言われたように店舗全体でエプソンのシェアを高めていくことはこれからますます必要な取り組みだと思います。今店舗はどういう風になっているのか？を、実際に目で見て、感じることに加えて、「新しいトレンドをエプソンが作る！」くらいの意気込みで提案活動を行っていきたいです。

年次を重ねるにつれて自分でやってしまえばすぐにできることでも、いかにして他のメンバーに役割を与えるかが大事になってきます。一人ひとりを信頼して役割を任せ、自主的に動いていけるような組織をつくっていきながら、後輩を育成できたらと考えています。

社内外を問わず、上手に連携を取りながら仕事を進めていきたいです。新しいことばかりでやったことがないからと、自分の中で抱え込んでいると仕事が進まないので、いかにして人を巻き込んで仕事をしていくのかがすごく大切だと感じています。周りのサポートを得るためにも、メールや電話で済ませられることでも、実際に面と向かって相談をさせてもらうなど工夫をして、自分を覚えていただきながら、頼れる存在を増やしていけたらと思います。

個人的にはビジネスとは人と人との繋がりだと思います。人材がいかに重要であり、人それぞれ個性があります。エプソン販売では、マニュアルがこうだからこうしなさいということよりも、「自分はどうしたいのか？」を問われる会社です。また、自己を尊重してくれる会社だからこそ、個々の強み、とがっている部分が求められます。埋もれてしまわないように、自分の強みを伸ばしてほしいという考えの上司も多いので、強みを育てていこうという風土も魅力です。自分を磨き、成長できる仕事だと思います。

新入社員1年目の経験を通して感じたのは、どこまで本気でやるかは自分次第だということです。気持ちさえあれば、さまざまな挑戦をさせてもらえる会社だと思います。毎日が新しい体験ばかりで、戸惑うこともありますが、周りがしっかりとフォローしてくれる体制も整っています。いい意味で男女平等にチャレンジできる、働きやすい会社です。